1. 契約事務手数料(3,300〜3,850 円)
光回線の申込では、ほぼすべてのプロバイダーで契約事務手数料 3,300〜3,850 円が初月に請求されます。これはキャッシュバックと相殺できないケースが多く、純粋な初期コストとして計上が必要です。フレッツ光(NTT 直契約)の場合は契約料 800 円とは別に申込手数料も発生します。
2. 工事費(戸建 19,800 円〜26,400 円 / マンション 16,500 円〜22,000 円)
工事費は戸建・マンションでレンジが分かれます。「工事費実質無料」キャンペーンは、工事費を 24〜36 か月分割して同額を月額から割引する仕組みのため、継続利用が前提です。短期で解約すると残債が一括請求されるリスクがあります。auひかり戸建のように、解約時の撤去工事費(11,000〜31,680 円)が別途発生するケースもあります。
- ●GMO ドコモ光戸建: 工事費 26,400 円 → 24 か月割引で実質無料、24 か月以内解約で残債発生
- ●NURO 光戸建: 工事費 44,000 円 → 36 か月割引、36 か月未満解約で残債発生
- ●auひかり戸建: 工事費 41,250 円 + 撤去工事費 31,680 円 → 開通から 5 年使えば実質ゼロ
3. ルーター費用(無料レンタル / 買取 / レンタル代)
v6プラス対応ルーターを自前で買うと 8,000〜15,000 円。プロバイダー無料レンタル(GMO ドコモ光・SoftBank 光等)を使えば 0 円ですが、解約時の返却を忘れると違約金 11,000〜13,200 円が請求されます。レンタル代月額 330 円型もあり、3 年使うと 11,880 円相当になるため、無料レンタルがコスト面で最有利です。
4. オプション初月料金(光電話 / セキュリティ / IPv6 追加料金)
申込時に外し忘れがちなオプションが、初月料金として加算されます。光電話 550 円・有料 Wi-Fi 330〜550 円・セキュリティソフト 500〜880 円・IPv6 追加料金 220〜440 円(フレッツ光プロバイダー型で発生)など、合計すると初月だけで 2,000〜3,000 円分の追加コストになります。コラボ光・独自回線型は IPv6 が標準包含のためここは発生しません。
5. 初月日割り計算と二重請求リスク
光回線の月額は、開通日から月末までの日割り計算が基本です。月末開通だと初月月額が数百円で済みますが、月初開通だとほぼ満額請求。乗り換え時は「旧回線の月末解約」と「新回線の月初開通」を重ねると、2 週間分の二重請求が発生します。逆に「旧月初解約 / 新月末開通」を狙うと、空白期間と日割り月額の節約を両立できます。
6. 初期費用の合計シミュレーション例
マンション 1 ギガタイプ(コラボ光・GMO ドコモ光想定)で、初期費用は以下の構成になります。
- ●契約事務手数料: 3,300 円
- ●工事費(実質無料、月額相殺で初月の手出しはなし): 0 円
- ●ルーター(無料レンタル): 0 円
- ●オプション 1 つだけ加入してしまった場合(光電話): 550 円
- ●初月月額(日割り 15 日分想定): 2,200 円
- ●初月の総請求 = 約 6,050 円。すべてのオプションを外せば 5,500 円
まとめ:初期コストを最小化する 4 つのコツ
以下を意識すれば、初月の請求書で驚くことはなくなります。
- ●工事費「実質無料」キャンペーンが分割相殺型か月額割引型かを確認
- ●オプションは申込画面で全て外す。必要なら開通後に追加
- ●ルーターは無料レンタル型を選び、解約時の返却を忘れない
- ●乗り換え時は「旧月末解約 / 新月末開通」を狙って二重請求を回避