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光回線の工事費実質無料のカラクリと残債処理

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監修:光沼 慧

各社のキャンペーンに必ず書かれる「工事費実質無料」。「完全無料」ではありません。月々の工事費分割払いと同額の割引を相殺することで実質無料化する仕組みで、途中解約すると残りの工事費(残債)が一括請求されます。仕組みを理解すれば、乗り換えコストを最小化できます。

1. 工事費実質無料の仕組み

例: 工事費 26,400円 → 月々 1,100円 × 24か月の分割払い。これと同額 1,100円/月の月額割引が 24か月適用され、差引実質 0 円になる仕組みです。24か月後は分割も割引も終了します。

2. 途中解約時の残債計算

例で 18か月目に解約すると、分割 1,100円 × 残り 6か月 = 6,600円が残債として請求されます。月額割引は解約時点で停止するため、この 6,600円をそのまま負担します。

  • 解約時点の経過月数 × 1,100円 = 既返済額
  • (24か月 − 経過月数) × 1,100円 = 残債
  • 更新月(24か月目)まで待てば残債ゼロ

3. 他社違約金還元で相殺するテクニック

多くのプロバイダーが「他社解約違約金還元 最大15,000〜30,000円」を用意しており、この還元枠に旧回線の残債を含めて申請できます。残債 6,600円 + 違約金 4,500円 = 11,100円でも、新プロバイダーが最大 30,000円まで負担してくれるケースは珍しくありません。

4. 安全な乗り換えタイミング

最もコストが低いのは「更新月 + 工事費完済月」の両方が揃うタイミング。通常 24 か月目か 25 か月目です。両方をカレンダーに登録しておき、3 か月前から乗り換え先の比較を始めるのが標準フローです。

5. 新規契約時のチェックポイント

契約時、工事費実質無料の「月額割引の内訳」と「対象期間」を必ず確認してください。プロバイダーによっては 36 か月割引のところもあり、24 か月契約の場合は「契約期間 < 割引期間」になります。

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